舞台 刀剣乱舞が素晴らしかった話

タイトルの通りです。この休みの最中に 舞台 刀剣乱舞 通称刀ステを見ました。

deskminiA300で2台目のパソコン組んだとかネタはあったのに全くブログを更新しませんでしたが、全部すっ飛ばして刀ステについて興奮冷めやらぬうちに書きます。

 DMM動画において

虚伝 燃ゆる本能寺(初演)

虚伝 燃ゆる本能寺 ~再演~

義伝 暁の独眼竜 大千秋楽

外伝 此の夜らの小田原

ジョ伝 三つら星刀語

悲伝 結いの目の不如帰 「悲伝」大千秋楽公演

慈伝 日日の葉よ散るらむ 大千秋楽

の計7公演が無料で配信されたので、全て視聴しました。素晴らしかったです。この記事も購入したジョ伝を隣のモニターで再生しながら書いています。アニメやゲームを嗜むオタクであれば、刀剣乱舞のことは刀を擬人化したキャラクターが活躍するゲームだということくらいは存じていると思います。念のため全く知らない人のために少し説明すると「時間を遡行し特定の時代に介入することで歴史改変を目論む勢力がいるので、刀の付喪神 (擬人化) を過去に派遣してそれを阻止する」というのがあらすじです。これはアニメも舞台も同様です。

 ちょっと話がそれますが、私は「気づき」のある作品が好きです。「シェルノサージュ」「アルノサージュ」「終末何してますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」の世界観設定、「鬼滅の刃」における着物羽織とかがそれにあたります。いわゆる設定厨なわけです。キャラクターの言動に細かい設定があったり、伏線を気持ちよく回収してくれる作品が好きです。匂わせ上手だとさらに惚れます。本筋に話を戻します。刀ステも、とても匂わせ上手な作品でした。刀ステ視聴の際はストーリーもさることながら、キャラクターの機微にも是非注目してみてください。

 舞台といえば、僕の好きな声優も舞台出身だったり、まだ舞台役者を続けている人が多いので、きっと舞台での稽古は声優の収録現場だけでは得られない何かがあるのだろうなとぼんやり思っていました。刀剣乱舞はアニメ視聴済みなので、アニメ登場済みであればどのようなキャラクターかということは少し理解していたのですが、この2.5次元俳優の皆々様、声も纏う雰囲気も再現度が高すぎます。舞台は尋常ではない稽古の量でしょうし、多かったら何十回も公演があるからか、キャラクターへの理解度が高いというか造詣が深いというか、たぶんあれはキャラクター本人だなんだろうと思います。素直に脱帽です。

 ところで男の子諸君、幼いころに玩具や手を使って殺陣みたいなのをして遊んでたことはありませんか。僕はあります。SEKIROの動画に見入ることはありませんか。僕はあります。

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 舞台 刀剣乱舞 の殺陣も見入ってしまいます。刀剣乱舞が女性向けコンテンツ?違います。男性向けコンテンツでもあります。みんな刀ステ見て男の子に戻ろう。

 

 以上、刀ステが「気づき」のある作品だということ、2.5次元俳優のキャラクター再限度、童心蘇る殺陣という三点がツボを的確に突いてきました。陰キャにも堪えられん自粛疲れにもスゥーっと効いてこれはありがたい…。もともと舞台に興味があったことと、日本史を題材に使っているハードルの低さから手を出しましたが、刀ステがここまで心地よい沼だとは思いませんでした。慈伝の続きである維伝も近いうちに買って見ます。来月以降上演されるの綺伝も是非観劇させていただきたいと思います。

 

 

追伸

  2020年6月8日13時まで刀剣乱舞レンタル50%OFFセールをやっています。一作品750円で見られます。コンビニで弁当と飲み物、デザートを食べて得られる満腹感よりも、刀ステを見て得られる充足感のほうが明らかに高いです。値段設定がおかしい今のうちに是非、初演の「 虚伝 燃ゆる本能寺」を購入して見てください。面白いと思ったら再演を、その次は義伝を(以下略)。刀ステはまだ癌には効かないけれど、自粛疲れには間違いなく効きます。

 

こちらの沼は気持ちいいぞ。ははは、近うよれ